こんにちは。
今日は、ロレックスの素材編3ということで、風防とリューズについて書いていきます。
時計バンク代表・ハット さん
さて第三弾!風防&リューズだ。
時計バンク鑑定士・ニッキー
風防にもガラスやプラスチック、そのバリエーションも多いですよね
時計バンク代表・ハット さん
そうなんだ。その素材によって価格差も生まれるところなのでしっかりとお話しようと思っているよ!
時計バンク鑑定士・ニッキー
はい!よろしくお願いします!
ロレックスの現行モデルはサファイヤクリスタル!
ロレックスの現行モデルはすべてサファイヤクリスタルの風防を用いています。
傷がつきにくく、変色も起こらず、重量感も高級感もある、あのサファイヤクリスタルです。
また、モデルによっては反射防止コーティングをされていたりロレックスの技術をさらに投入したモデルもあります。
時計バンク鑑定士・ニッキー
なるほど!ただのガラスでもない!しかも全モデルに採用しているのがロレックスなんですね!
時計バンク代表・ハット さん
そういうことなんだ。傷が入ったら取り替えましょう。ロレックスはその修理代で稼ぎます!なんてケチな商売はしてないよね(笑)
優れた視認性を追求し、中古でも高く売れるのがロレックス!
ロレックスのガラスの6時の方向にはレーザー刻印された王冠マークが入っている。
これは1999年のヨットマスターで初めて採用されたもので、2003年以降のすべてのモデルの風防にはこの王冠マークが採用されている。
時計バンク鑑定士・ニッキー
かっこいい!
時計バンク代表・ハット さん
もちろん偽造防止策なんだけど、最高にかっこいいアクセントだよね。
リューズ(crown)へのこだわり!
時計バンク代表・ハット さん
今日のロレックスのこだわり紹介は風防だけじゃないよ。王様は小さな部品であるリューズにも手を抜かないんだ。小さいけど、ロレックスの性能を維持する鍵になる部品だからね。
時計バンク鑑定士・ニッキー
鍵???ただの時計合わせのパーツですよね???
時計バンク代表・ハット さん
まあ、機能的にはそうだよね。でも、オイスターの密封性において水漏れが起こるとしたら、やはりリューズだからね。この部分を掘り下げていこうか。
1952年に取得したリューズの特許がすごい!
なお、ロレックスのリューズにおける特許の内容は、発条仕掛けのねじ込み式リューズの仕組み。この仕組のおかげで、防水性能がより強固なものになった。
この仕組は巻き芯との間にバネを噛ませた手法で、ケース自体の気密性を高めたまま更に防水効果も得ることが出来るという画期的なものでした。
時計バンク代表・ハット さん
ロレックスのリューズの凄さ、わかったかな?
時計バンク鑑定士・ニッキー
凄いですね。1952年の当時、画期的で強烈なものだったと聞いています。
時計バンク代表・ハット さん
そうそう。ロレックスは、リューズの軸の周りに3つのパッキンを用いて3重密封構造を作り上げていて、トリプルブロックと呼ばれたスポーツモデル。
時計バンク代表・ハット さん
そしてドレス型のモデルには、2重密封構造のツインブロックが採用されているんだ。オイスター構造を支える素晴らしい技術なんだよ。
次はもう少しリューズについて、更にはベゼルまで書いていきますので、お楽しみに。
The following two tabs change content below.

MasakiHattori
代表です。
鑑定士、クリエイティブ制作、人事、その他諸々を担当しています。
趣味はゴルフ。

最新記事 by MasakiHattori (全て見る)
- ロレックスが評価されるポイント(素材編4・ベゼル ) - 2015年12月24日
- ロレックスが評価されるポイント(素材編3) - 2015年12月3日
- ロレックスが評価されるポイント(素材編2) - 2015年11月19日